高尾野川の鮎大量死事件について

昨年6月3日に地元の高尾野川において5~600匹ほどの鮎の大量死が発生しました。この件は南日本新聞にも掲載されましたが、問題は2点です。1点は 鮎漁が解禁されたのは、6月1日で大量死の発生はその2日後です。しかし行政は大量死の事実を近隣の住民に知らせませんでした。もう1点は禁漁の措置を採らなかったことです。確かに原因究明のための検査は行ったようです。(結局、原因は不明との結論)しかし問題はその初動対応にあります。発生事実の告知も禁漁措置もしていないので、万一近隣住民が鮎を食して、食中毒等の人身被害がでていたら、行政はどう責任を取るつもりだったのかそこが問われていることを行政が全く理解していません。被害も発生していないのに何が問題なのだという態度です。

私たちは、事件や事故の発生をできる限り未然に防止するべく、行政に対して初動対応などの根本的な姿勢を問い続けていきます。

2024年02月27日